2020年7月28日火曜日

♪コロナ時代の所内研究会♪

コロナのおかげで、お客様を訪問する機会がほぼなくなってしまいました。
意匠商標部門のメンバーも、在宅勤務をする人が多い状況です。

 
人恋しくてたまりませんが、お客様に対してより良い知財サービスを提供するためには、こんな時でも自己研鑽を続けなくてはなりません。創英意匠商標部門では、こんな時期でも、活発に所内勉強会が開催されています。
 
1つは、「著作権法研究会」です。この研究会は、「商標と著作物には重複部分が多い。商標弁理士たるもの、著作権法にも詳しくなければ、一流とは言えない」という崇高な理念を持ったK弁理士が、若手弁理士に声をかけ、立ち上がりました。

先週、第1回目の研究会が開催されたのですが、若手とベテランが程よく混ざり合い、活発な議論となりました。モデレータのK弁理士が、議論の内容を事前にきれいにまとめてくれたので、「勉強になった~」という声が多かったです。


 
もう1つは、「意匠審判決研究会」です。この研究会は、ベテランのS弁理士が中心となって、かれこれ34年ほど続いています。今回は、在宅勤務者が多いことから、オンラインで開催されました。今回のテーマは、「創作非容易性」です。審査官の判断と審判官の判断との相違の傾向や、創作非容易性に関する議論が将来の意匠の類否判断に影響を与えるかどうか、などとても高度な議論が繰り広げられました。これも、講師役のS弁理士がたくさんの審決例を読み込んで重要な部分をきちんと整理してくれたからこそ、そこから議論がはじめられたのでしょうね。
 

 


コロナのおかげでお客様のところにはなかなかいけませんが、今は部門一丸となって、地力を蓄えていきたいと思います。
 
この話題とは関係ありませんが、弊所東京オフィスの前の通り(丸の内仲通り)には、芝生が敷かれ、「MARUNOUCHI STREET PARK」が出現していました。粋な試みですね。

 
(意匠商標部門長T.K.

 

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2020年7月10日金曜日

♪雨が降ったらチャンス♪


ご無沙汰しています。
コロナの影響で国内外の出張が皆無になってブログネタがなくなり、また、日々の仕事に忙殺され、ブログの更新が滞っていました。でも、こんな時期だからこそ、頑張ってブログを再開したいと思います。
コロナの第1波が収束し、緊急事態宣言が解除されてから、創英もかなり変わりました。創英の仕事の進め方4箇条のうちの1つに「雨が降ったらチャンスと心得、直ちに地を固める工夫をしましょう」というものがあります。
コロナの第1波の時期は、まさに「大雨」だったと思います。お客様を訪問して打ち合わせをすることもできず、また、常時80%程度の所員が在宅勤務をしていたために所員同士のコミュニケーションがうまく図れない状態が生じました。また、準備期間なくいきなり在宅勤務に突入したため、在宅勤務設備が間に合わず、業務効率が低下しました。
しかしながら、この「大雨」の時期に、在宅勤務の設備(パソコン、ディスプレイ、内線電話など)を徹底的に整え、コミュニケーションツール(セキュアなグループチャットなど)を導入し、紙でやり取りしていた業務フローを徹底的に電子化し、今では「新しい通常状態」が出来上がっています。
緊急事態宣言が解除された今も、意匠商標部門の多くの担当者が、週何日か在宅勤務を続けています。今では「在宅勤務のほうが仕事がはかどる」という担当者も少なくありません。
コロナという「大雨」をきっかけに、コロナ前よりも効率の良い働き方ができる環境が整った(すなわち「地が固まった」)と言えるでしょう。
そういう私も、現在、毎週1日、在宅勤務をしています。私は遠距離通勤のため、在宅勤務で通勤時間が無くなると、かなりの時間の節約になります。また、お昼休みには、家庭菜園に実った野菜を眺めて癒され、鋭気を養うこともできます。




またまた新規感染者が増えてきており、今後の状況も見通しにくくなってきましたが、どのような状況であっても、「ピンチをチャンスに変える」という気持ちを持ち続けて、頑張って行きたいと思います。
(商標部門長T.K.


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