2020年10月20日火曜日

♪WEBセミナー♪

 3週間ほど前に、所員全員が同時に参加できるWeb朝礼を企画し、大失敗したことをこのブログに書きました。そしたら、所内だけではなく、所外からも「11月のWeb朝礼は絶対成功させてください!」という励ましの言葉をたくさんいただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 さて、11月のWeb朝礼の成功に向けて、弊所の情報システム部気鋭のエンジニアI君とタッグを組みました。I君は、10月の私の失敗の状況を分析し、ササっとネットワーク上の問題点を抽出し、その問題点を解決し、「11月のWeb朝礼の前に、テスト的に何らかのコンテンツを大規模に配信する企画をやってみましょう」と提案してくれました。

 せっかく多くの人を巻き込むのだから、みんなに役に立つ企画は無いかと考えていると、特許部門のKくんが「最近、Emotet(エモテット)が流行っているので、コンピュータウイルスに関するセミナーをやってほしいと思っている人が多いのでは?」とアドバイスをくれました。

 そこで、情報システム部のI君が講師となって、ランチタイム直後に、「メールによるウィルス感染の防止と対策」という10~15分間のセミナーを開催することにしました。I 君がセミナーで話をしている最中、何かあったら私が対処しようと隣でドキドキしながらスタンバイしていたのですが、参加者が200人を超えても、何らトラブルは無く、I君は無事に話を終えました。事後的に参加者からのフィードバックも集めましたが、「前回のWeb朝礼とは全く違って、音声はクリアに聞こえた」、「話の内容もとても良かった」など、ポジティブなものしかありませんでした。

 これで11月の朝礼もうまくいきそうな感じがしてきました。I君、ありがとう。こんなことなら、10月のWeb朝礼も情報システム部に協力をお願いすればよかった。私自身、大学時代に情報工学を専門としていたので、Web朝礼を仕切るなんて朝飯前だと思っていたのですが、自意識過剰でした。

 コロナの影響で朝礼がWeb形式になり、お客様とのミーティングもWebミーティングが増えてきて、我々のオフィスや働き方も、どんどん変化しています。

 変化と言えば、先週末、弊所東京オフィスにWeb会議用Boxが3台導入されました。

 
 


実際に使ってみましたが、クールで快適です。

今後も身の回りの状況が急速に変わっていくと思いますが、時代の変化を受け入れ、むしろ楽しんでいきたいと思います。

(意匠商標部門長T.K.)

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2020年10月9日金曜日

♪新人教育♪

 創英では、新人に対する教育を大切にしています。外部から経験者を採用して「あとは自分の好きなようにやってくれ」というやり方ではなく、未経験でもよいので優秀な人材を採用し、所内で育てていくというやり方です。  ただ、最近では、在宅勤務者も増え、オフィスも増えてきたため、面と向かっての新人教育が難しくなりました。でもそんなことで新人教育を止めることはできません。テクノロジーを駆使して、いろいろなやり方で新人教育を続けています。  今日は、私が東京オフィスの自席で執務していると、背後の方で、「この類似群コードが。。。。」、「先行商標は。。。」などという声が聞こえてきます。振り返ってみると、商標新人弁理士のT君が、ヘッドフォンをしてディスプレイの前で何やらしゃべっています。

ディスプレイに写っているのは、ベテラン先輩弁理士のI君。I君が、Web会議システムを使って、T君に商標調査の指導をしていたのです。 I君はどこにいるかというと。。。 東京から4,600kmも離れたバンコクオフィスです。はるか4,600km先から、T君に、遠距離恋愛ならぬ、遠距離指導をしていたのです。ちょっと感動してしまいました。 ネットワークがあれば、何でもできる。近い将来、「(物理的な)オフィスに集まって仕事をする」という概念が無くなってしまうかもしれませんね。面白い世の中になってきました。

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2020年10月2日金曜日

♪朝礼♪

 創英では、毎月、月初めに朝礼を行っています。

 最近では、働き方改革により、支店勤務に加えて、サテライトオフィス勤務や在宅勤務のスタッフが増えてきたため、「10月度の朝礼は、いろいろなところにいる所員全員が同時に参加できるWeb朝礼をやってみよう」ということになりました。

 そこで、所長からいつも「弁理士ではなく便利屋」と言われている私が、Web朝礼を仕切ることになりました。十数人程度のWeb会議や100人規模のオンライン講義は何度も経験があったため、所長の命を快く引き受け、準備を進めました。

 当日も、開始30分前から接続テストを行い、準備万端と思いきや。。。

残念ながら結果はあまりうまくいきませんでした。Web会議システムに200人を超える所員が一斉にアクセスしたためか、配信される音声や映像がとぎれとぎれで朝礼での話の内容を理解できない人が多かったようです。

「雨が降ったらチャンスと心得、直ちに地を固める工夫をしましょう」(創英の「仕事の進め方」4ヵ条より)の精神にのっとり、朝礼後、直ちに参加者からフィードバック情報を集めました。来月のWeb朝礼を成功させるためです。

 多くの人からフィードバック情報が届き、A48ページにもなりました。ほとんどは、「音声がとぎれとぎれで理解できなかった」、「宇宙語のようだった」、「何人かの声が混ざっているようだった」など、否定的なものでした。

 いつもは大抵のことには動じない私ですが、さすがに打ちひしがれて、寂しく家に帰りました。

 家に帰ると、タイミングよく、Amazon.comに注文した本が届いていました。アメリカのパウエル元国務長官が書いた「リーダーを目指す人の心得」という本です。数日前の日経新聞で「菅義偉総理の愛読書」というコメントと共に宣伝されていたので、衝動的に買ってしまったのです。

その本の帯に「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。」という神の啓示のようなコメントが書いてあったのです。


このコメントを見たら、「今日のウェブ朝礼も、自分が思うほど悪くはなかったのではないか?」「明日の朝になれば、次の朝礼への良いアイデアにあふれているのではないか?」と思い、ビールを飲んでとてもよい気分で眠れました。

 翌朝、事務所に来てみると、良いアイデアがあふれているどころか、さらにA46ページ分の否定的なフィードバックが届いていました。

 「パウエルさん、話が違うじゃないか」と思いながら、あらためてその本を開いてみると、

――――――――――――――――――――――――――――――――――

1.なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ

 こうなる場合もあるし、ならない場合もある。どちらでもいいだろう。これは心構えの問題であって、予測ではないからだ。(「リーダーを目指す人の心得」より引用)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

と書いてありました。

 パウエルさん、確かにその通りですね。

心機一転、A414ページにもなったフィードバック情報を活かし、来月のWeb朝礼は、必ず成功させたいと思います。

 

この話とは全く関係が無いですが、最近、家の近くのゴルフ場で、イノシシの子供を見ました。どんな動物でも、子供は可愛いものですね。



(意匠商標部門長
T.K.


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