先週は、WIPO日本事務所のYさんが創英に来てくれました。
創英はマドプロの大口ユーザ、すなわちWIPOにとってのお得意様なので、マドプロの最新情報の紹介と意見交換をしたいとのことでした。特許事務所は大きな事務所から小さな事務所まで様々なタイプのものがありますが、大きな事務所のメリットはこのような機会に恵まれることです(^^)。
マドプロの最新情報の紹介には、商標部門から15人ほどが参加し、1時間ほど熱心に話を聞きました。「マドリッドモニター」はかなり便利そうですね。
その後、5~6人が残り、意見交換会です。せっかくの意見交換会ではみんな黙っていないのが創英の良いところ(悪いところ?)です。
「あらかじめ出願人のユーザ登録をしておき、出願人名や出願人住所などの書誌情報をMM2(願書)に自動的に転記できるシステムがあったらいいなあ。」
「出願をオンラインで受け付けてくれたら、出願人・受理官庁・WIPOみんなが楽になるし、指定商品の転記ミスもなくなるのになあ。」「それはWIPOに言ってもしょうがないよ。受理官庁(日本特許庁)に言うべきだろ。」
「個別手数料の2段階納付はやめたほうが良い。支払を忘れて権利を失っている人はきっと多いと思う。」「でも、拒絶査定になった時の払い戻しが大変じゃない?」
などと好き勝手なこと(でも、本当は困っていること)を言い合いました。
WIPO日本事務所のYさん、長時間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。(Yさんによれば、「今回、意見交換会の最長時間記録を更新しました!」とのことです^^;)。
このような機会を活かしながら、商標保護制度の更なる改善にも貢献していきたいと思っています。
(商標部門長 T.K.)
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