2019年8月25日日曜日

♪ジャカルタ出張♪

 先週はジャカルタに出張してきました。 インドネシアは車が多い。その車を眺めていると、あることに気が付きます。ほとんどが日本車なのです。路肩に止められている数台の自動車を見ると、トヨタ、トヨタ、トヨタ。。。


 もちろん、トヨタ以外の日本車もたくさん走っていました。ネットで調べてみると、インドネシアにおける日本車のシェアは97%という記事も載っていました。日本の自動車会社、頑張っていますね。
  インドネシアで頑張っているのは、自動車会社だけではありません。こんなブランドも進出していました。


 日本の企業が外国で頑張っている様子を見るのは楽しいものです。
  ところで、すでに書いた通り、インドネシア車が多いため、渋滞も多い。そんな中で威力を発揮するのは、渋滞の中をすり抜けていくバイクです。このバイクを利用した旅客輸送サービスを展開しているのがGrabです。米国におけるUberのバイク版のような感じです。緑色のジャンパーを纏った運転手が、お客様に緑色のヘルメットを被せ、悠々と走り回っています。



 緑色のジャンパーと緑色のヘルメットはとても目立つので、遠くからでもGrabだということがわかります。緑色という色彩が識別力を発揮し、商標として機能していると実感できます。
 しかし。。。
 よ~く観察すると、緑色のジャンパーと緑色のヘルメットを着用し、バイクによる旅客輸送サービスを展開している会社がもう1社あるのです。Go Jekという会社です。これでは、緑色という観点からはGrabとGo Jekとを識別できませんね。緑色が商標として機能しているという前言は撤回です。


 どうして両社とも緑なのでしょうか?その理由はわかりません。同じ緑を使って、バイクによる旅客輸送サービスを盛り上げていこう!ということかもしれません。
 さて、今回は、インドネシア知的財産権局にも行ってきました。午後一番のミーティングの前に、知的財産権局周辺でお昼ご飯を食べることにしました。知的財産権局の前で、親切なお姉さんに、おすすめのレストランが無いか聞いたところ、「知的財産権局の隣に、職員向けのカフェテリアがあるよ」と教えてくれたので、同行者である創英のH所長、創英アセアンオフィス支配人のI弁理士とともに、突撃しました。

 食事と飲み物を頼んで、なんと3人で83,000ルピア(日本円で約700円)でした。味については、人それぞれ好みがありますので、コメントは控えさせていただきますね(^^;)
 午後から知的財産権局でミーティングをしたのですが、そのミーティング後に、知的財産権総局が運営するコーヒーショップに連れて行ってもらいました。GI(地理的表示)保護に力を入れていることをアピールするために、GIとして保護されている様々な地域のコーヒー豆を集め、これらのコーヒー豆を使った本格的なコーヒーをお客様に提供しているとのことです。ユニークな試みですね。

 いろいろな人に出会い、いろいろなものを見て、たくさんの刺激を受けたジャカルタ出張でした。また近々行きたいですね。
(意匠商標部門長TK)

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