昨日の土曜日は、事務所の同僚とゴルフに行ってきました。
行き先は、「天空のゴルフ場」と言われている小田原城カントリー倶楽部です。なぜ、「天空のゴルフ場」と呼ばれているのか?それは、このゴルフ場が、小田原駅から30分ほど山を登った高台にあり、太平洋を一望できるからです。ここでゴルフをしていると、宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」でゴルフをしているような錯覚さえ感じます。百聞は一見に如かず、是非、小田原城カントリー倶楽部のウェブサイトで、その天空っぷりを確認してみてください。
http://www.odawarajocc.com/
しかし。。。
壮大な「天空」でのゴルフを楽しみにしていった我々の前に立ちはだかったのは、「濃霧」という厳しい自然の洗礼でした。
その光景は。。。
太平洋を一望どころか、10メートル先も見えない。
スタート前に、ゴルフ場のスタッフから、「霧が晴れるかどうかは、分かりません。30分後にはカラッと晴れるかもしれませんが、一日中晴れないかもしれません。今キャンセルするとキャンセル料はいただきません。でも、一旦ゴルフをスタートしてしまうと(途中でやめでも)通常料金をいただきます。やりますか?やめますか?」との説明がありました。「熱海で温泉に入って帰るか?」などの意見も少しは出ましたが、「せっかく小田原まで来たのだから、すぐ晴れるほうに賭けよう」ということになり、ゴルフを始めました。
日頃の行いが良い人たちが揃っていたためか、開始から30分もたたずに、霧が徐々に晴れてきて、すぐに太平洋が一望できるようになりました。来てよかったあ~。
しかし。。。
我々の前に立ちはだかる敵は濃霧だけではありませんでした。山を切り開いて高台に作られたゴルフ場が広いはずはありません。ティーショットを打とうとすると、右には急峻な山肌が迫り出し、左には深い崖が大きな口を開いて待っているというホールが続きます。これら自然のプレッシャーに押され、6回ものOB(打ったボールがまっすぐに飛ばずにコース外に出てしまい、2打の罰を受けること)をやってしまいました。
左右の山肌や崖のプレッシャーが無く、ひたすら広くて平らなゴルフ場だったらスコアも改善されるのになあ、といつも思います。でもそんなとき、私のゴルフの師匠はいつも言います。「ひたすら広くて平らなゴルフ場でゴルフをしたって全く面白くないよ。崖やバンカーや林などの障害物をいかに回避してカップインさせるかを考えるのが面白く、そしてそれがうまくいったときの喜びが大きいんじゃないか。」まさにその通り。さすが師匠。返す言葉もありません。
ふと考えると、商標弁理士の仕事も同じですね。シロクロの判断がなかなかスパッとできない法律問題について、お客様に満足してもらえる判断をしなければならないというプレッシャーと日々戦っています。これに、差し迫る期限とボスからのプレッシャーも加わり、そのプレッシャーは相当なものです。しかし、このプレッシャーに打ち勝って良い仕事をし、お客様から「ありがとう。助かりました。」と言われた時の喜びは、まさに弁理士冥利に尽きるといってもよいでしょう。
ゴルフも仕事も、プレッシャーに負けず、ますます困難に立ち向かっていきたいと思います。そして、仕事もゴルフもますます楽しんでいきたいと思います。
最後に、いつものように、小田原グルメの写真です。グルメ写真を載せておけば、「創英商標部門のぶらぶら日記」が部門長のグルメブログになることを危惧する他のメンバーが別の記事を書いてくれるでしょう。
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