緊急事態宣言がまたまた延長されてしまいましたね。
コロナ以前は、何かというと同僚と一緒に飲みに行っていましたが、もうかれこれ1年半、そのような機会が全くありません。
このような状況下でも、何とか安全に楽しく所員交流できる方法がないかと、同僚のYくんと毎日毎日考えています。
そんな中で思いついたのが「日本酒を真面目に学ぶ会&質疑応答兼懇親会」という企画です。
コロナ前に頻繁にお邪魔していた新橋の居酒屋「まごころ いし井」(http://www.umazake0141.com/)のオーナーの石井さんにお願いし、オンライン日本酒講座を開催してもらいました。
石井さんは、「田崎真也ワインサロン」のSAKE DIPLOMA専属講師を務めた経験もあり、日本酒に関する知識は半端ではありません。以前に、このぶらぶら日記でも書いたと思いますが、飲みたい日本酒のイメージを伝えれば、そのイメージに合う日本酒を選んでくれます。石井さんのお店に行くと、「メロンのような日本酒はありますか?」とか「森のそよ風のような日本酒が飲みたい!」などといった我々の無茶ぶりに、石井さんはいつも「はい、わかりました!」と言って、イメージ通りの日本酒を選んでくれます。
酔ってくると、我々の要求もエスカレートします。「女優の薬師丸ひろ子さんのようなお酒を選んでください。」とお願いしたこともありました。そのとき石井さんは何と答えたと思いますか?「はい、わかりました。でも、『セーラー服と機関銃』のときの薬師丸ひろ子さんと『あまちゃん』のときの薬師丸ひろ子さんのどちらですか?」と言われました。石井さんの頭の中には、それぞれのイメージに合う異なる日本酒があったのでしょうね。脱帽です。
そんな石井さんから日本酒に関する真面目なお話をみっちり1時間聞きました。日本酒の種類や製法、日本酒のラベルの見方、いろいろなタイプの日本酒の味・香りの特徴など、日本酒を飲むのが楽しみになるような話ばかりでした。
その後の1時間は、参加者からの多くの質問に答えてもらいました。日本酒を楽しみながらオンライン講義を聞いていたためか、だんだん何を言っているのかわからなくなってくる質問者がいたりとか、「ワインは価格に天井が無いのに、日本酒はなんでこんなに安いのか?ブランド化のやり方が悪いのではないか?」という商標専門家視点の真面目な質問が出たりとか、質疑応答会もおおいに盛り上がりました。
今回のオンライン日本酒講座には、老若男女併せて20人弱の創英メンバーが参加したのですが、「コロナが明けたら、みんなで石井さんのお店に押しかけて、日本酒講座第2弾をやってもらうぞー!」ということで話がまとまりました。今からとても楽しみです!
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