緊急事態宣言が出されたあと、意匠商標部門のメンバーも、ほぼ在宅勤務に移行しました。私は、同僚にも会えない、お客様のところへの出張もできないということで、ブログのネタにも困っております(^^;)。
先々週は、在宅勤務への移行初期で、ネットワーク環境に関する相談が多く持ちこまれ、その調整に忙しい日々を過ごしました。先週になると、ネットワーク環境も整ってきたのか、相談内容が変わってきました。自宅で印刷できないために生じる不都合、いわゆる「紙問題」です。将来的には「ペーパーレス」化されるであろうことは分かっていたものの、オフィスでは未だに紙をふんだんに使って仕事をしていたのが、強制的にゼロにされてしまったのです。
その結果、皆さん、液晶タブレットを使って下図を描いたり、文書編集ソフトのマーキング機能を使ってチェックをしたり、いろいろな工夫をして仕事をしているようです。「必要は発明の母」、この機会にいろいろと良い方法を発明して、ペーパーレスにぐっと近づいていけたらよいと思っています。
ということで、私も、この機会に、ペーパーレス「読書」を試してみることにしました。電子ブックとオーディオブックの両方を試してみたのです。
まずは電子ブック。何年か前にAmazonのKindleを購入したまま「積読(つんどく)」になっていましたが、これを引っ張り出してきて使ってみました。
電子ブックの良いところは、どんなにたくさんの読みかけの本を持ち歩いても全く重くないこと、本を購入したら(配送を待たずに)すぐ読めること、だと思っていました。でも、今回は、そのほかに2つの良いところを見つけました。
1つ目は、多くの人がマークをした重要な箇所が簡単に分かること。重要なフレーズには「5235人がハイライト」などと記載されています。
2つ目は、読了までの予想時間が通知されること。「本を読み終えるまで16分」などと表示されます。これは、読了までの時間を知ることができるメリットよりも、読書のペースをキープできるメリットがあるような気がします。
続いて、オーディオブック。最大のメリットは、手を使わずに読書(読まずに聞いているのですが)ができることですね。私は、朝、家の近くをジョギングしながら聞いています(幸いなことに茨城の田舎に住んでいるのでソーシャルディスタンスの何十倍もの距離を保ってジョギングができます)。でも、オーディオブックの問題点は、ちょっと聞き逃すと、簡単に前のページには戻れないという点です。
ということで、私は、電子ブックとオーディオブックで同じ本をパラレルに読む(聞く)という方法を編み出しました。(厳密にいうと、オーディオブックでまず聞いて、直後に電子ブックで読む)これによって、オーディオブックで聞き逃した点も電子ブックで確認できるし、オーディオブックで一度聞いているので電子ブックの方は高速に読めます。
私にとっては、紙撤廃の考え方から始まった、プチ読書改革です。
この機会に、他にもいろいろな改革を試していきたいと思っています。
(意匠商標部門長T.K.)
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