2018年7月23日月曜日

♪同業者との交流♪


 いきなり競合他社の紹介になりますが、「レクシア特許法律事務所」という事務所が大阪にあります。いろいろな事務所で経験を積んだ気鋭の弁理士・弁護士が集まって、7年前に設立されました。
 http://www.lexia-ip.jp/
 この事務所のウェブサイトを見ると、「特許権と意匠権による多面的保護」、「意匠権と商標権による多面的保護」というタイトルの記事が目に飛び込んできます。これは、「お客様が求めているのは、特許権、意匠権、商標権それぞれの権利を取得することではなく、特許権、意匠権、商標権など様々なツールを効果的に用いて、自社商品・サービスや自社ビジネスを守っていくことだ。」というアピールだと思います。すなわち、技術の保護だから特許権、ブランド保護だから商標権、と画一的に考えるのではなく、新規技術が搭載された商品を保護するためには、特許権だけではなく意匠権もそのツールとして使えないか考えていこう、ブランドを保護するために、商標権だけではなく意匠権もそのツールとして使えないか考えていこう、ということです。

創英もこのような考え方を強く意識しており、そういう意味では、創英とレクシアは考え方の似ている事務所であり、よきライバルです。ですので、私もレクシアの動きは、常に監視(?)しています。

レクシアの代表パートナーの1人であり、意匠・商標を統括する立場のMさんとは、意匠や商標についての会議やイベントでよく会います。私がライバル視していることを聞いていたかどうかは分かりませんが、昨夜、Mさんの自宅でのバーベキューに招待してもらいました。そこで、兵庫県での懇親ゴルフラウンドの後、創英意匠部門長のFさんと私の2人で、Mさんの自宅に押し掛けました。

Mさんの自宅は、西宮の閑静な住宅街にあります。私の住んでいる関東平野のど真ん中とは異なり、山の斜面に建てられた素晴らしい眺望の家です。その家の前のウッドデッキには、Mさん自慢のバーベキューコンロが重厚な佇まいで鎮座しています。

食材の買い出しを終えて自宅に着くと、Mさんは早速お気に入りのエプロンとインストラクターバッジを身にまとい、バーベキューの準備を始めました。


そう、Mさんはなんと「バーベキュー・インストラクター」なのです。手際の良さもさることながら、食材を美味しく仕上げる方法(例えば、焼きあがった肉を皿に上げてから4分待って食べるのが美味しい、ピーマン系の野菜は、表面にサラダ油を塗って焼き上げるとおいしい、など)をよく知っています。




美味しい肉や野菜を楽しみながら、ビールやワインが進んでくると、やはり同業者、知財保護の熱い議論が始まります。「東の創英、西のレクシア。それぞれの意匠・商標のリーダーが集まったのだから、日本の意匠・商標のトップ会談だ~」などと盛り上がりました。


下の写真は、私が意匠・商標について熱く語っている様子、だと思います(もしかすると、ゴルフについて熱く語っているときかもしれませんが^^;)。


夏の日の夕暮れ時、ビール・ワインとともに野外で食す極上の料理、同じ志を持つよきライバルとの語らい、本当に貴重な時間でした。

Mさん、日本の知財業界をますます盛り上げてきましょう。そして、よきライバルとして、お互いに切磋琢磨していきましょう。負けませんよ~

(商標部門長 T.K.

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2018年7月17日火曜日

♪創英ゴルフ部 夏合宿♪


創英には、たくさんの公認クラブがあります。フットサル、スキー・スノーボード、野球、テニス、ワンダーフォーゲル、スクーバダイビング、クライミング、ゴルフ、ダンス、軽音楽、フラワーアレンジメントなどです。

公認クラブは、所員同士の交流が目的のグループです。一定人数の発起人が活動内容を企画して事務所に申請すると、所員によって組織された公認クラブ審査委員会がその企画内容を審査し、公認するかどうかを決めます。そして、公認されると、その活動に対して事務所から補助金が出ます。ですので、公認クラブのメンバーになると、他の所員と一緒に、少ない費用で楽しく遊べます。

創英ゴルフ部も公認クラブの1つです。先週末は、恒例となりつつある「創英ゴルフ部 夏合宿」に参加してきました。

開催地は、茨城県常陸太田市の新・西山荘カントリークラブ。このゴルフ場についての私の第一印象は、「奥深い山中に突如として現れる宇宙空間」です。それぞれのホールは緩やかな起伏によってあいまいにセパレートされているだけで、ゴルフ場のどの場所からでも開放的な広い空間が見渡せます。また、ドーム型のクラブハウスは、宇宙ステーションのようなたたずまいで、ゴルフ場の中心にそびえたっています。こんな素晴らしいゴルフ場で「公的」に遊ばせてもらえるのですから、創英は素晴らしい事務所だなあ、とあらためて思います。
 

 

 名物の17番ホールはアイランドグリーンです。ティーグラウンドからティーショットを打って、ボールを島の上に載せなければなりません。このホールでは、誰かがティーショットを打つたびに、(成功した人の)歓喜の声や(失敗した人の)悲痛の叫びが聞こえ、周りで見ていても、とても楽しいです。
 
 

今回の合宿には、部門を超えて、ゴルフ好きの人たちが集まりました。米国出身のB弁護士も参加したため、「追い風って英語でなんて言うの?」、「We are with a wind!」、「オーケーは?」「Thats good.」など、ゴルフ用語の英会話レッスン(?)も受けることができました。
 
 
 

 今回の総合優勝は、特許部門の飛ばし屋M君です。優勝したM君には、来年の合宿幹事という素晴らしい商品が与えられました。M君、よろしくお願いします。

 ゴルフが終わると、ゴルフ場併設のコテージでバーベキューです。買い出し、火起こしなど、分担して準備を進め、IT部門のT君が用意してくれたクラフトビールで乾杯し、みんなでワイワイ言いながら、肉とビールを堪能しました。今回は、残念ながら女性の参加者がいなかったので、男子高校生さながらの「男子トーク」でかなり盛り上がりました。話の内容は公開できませんので、皆さん、いろいろと想像してくださいね。
 


(商標部門長 T.K.

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2018年7月11日水曜日

♪福岡への出張♪


昨晩から福岡に出張しています。

福岡のお客様から、社員向け知的財産セミナーの講師を依頼されたためです。

ちなみに、福岡では、今、博多祇園山笠祭の真っ最中で、街中のいたるところで、ふんどし姿の男性陣が「舁き山」(神輿のようなもの)を担いで走っている光景を目にします。





創英には福岡オフィスがあり、現在、10人のスタッフが在籍しています。せっかくの機会ですから、仕事を終えた夕方、数名の同僚と福岡の街に繰り出しました。昨晩は、予約がとりにくいと言われている焼き鳥屋に連れて行ってもらいました。鳥皮焼きが名物の店です。味が良いのもさることながら、安い!焼き鳥と付け合わせのキャベツとビールを思い切り堪能し、大満足の夕食でした。




せっかく福岡に来たのだから、ということで、その後、同僚のM君行きつけのおでん屋に行きました。この店が、また渋い。老夫婦とその息子が切り盛りしており、周りのお客さんともコミュニケーションをとりながら味のしみたおでんを堪能できる、とても楽しい店でした。大通りから少し奥に入ったところにあるため、現地の人がいないと、たどり着くことはできないでしょう。



大きな声では言えませんが、さらにその後、M君と一緒に中州に繰り出し、もう一杯飲んできました。ただし、翌日のセミナーに備え、酒はほどほどにしておいたつもりです^^;



創英は、京都オフィスや福岡オフィスという支店を設け、日頃はお客様の近くで知財保護のサポートをしています。そして、必要に応じて東京オフィスのメンバーが支店に出張し、創英の総合サービスを地元のお客様に提供します。この様なシステムは、お客様にとってメリットがあるだけでなく、(京都や福岡に出張して地元の美味しいものを堪能できる)創英のメンバーにとってもメリットがあるなあ、と感じた一日でした。



ちなみに、今日の昼食は、博多ラーメンを堪能しました。


(商標部門長 T.K.

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2018年7月9日月曜日

♪商標弁理士の仕事♪


商標弁理士の仕事は、商標調査、商標出願や中間処理ばかりではありません。適切な権利行使によって商標権侵害品を排除することも重要な仕事の1つです。

先週は、「国際文具・紙製品展」という文具の展示会に参加するために、東京ビッグサイトに行ってきました。
 

「国際文具・紙製品展」は、あらゆる文具、紙製品、オフィス用品が出展される日本最大の文具・紙製品・オフィス用品の商談会で、毎年、東京ビッグサイトで開催されます。約5万人が来場するという大規模な展示会ですので、300社以上がビジネスチャンスを狙って出展します。中国、韓国、台湾からの出展者もたくさんいます。


多くの出展の中には、意図的かどうかはわかりませんが、日本の文具メーカーの知的財産権を侵害する展示品が紛れ込んでいます。今回は、日本の文具メーカーの皆様と一緒に、侵害品があるかどうかの確認を行い、侵害品があった場合は出展者と交渉して侵害品の撤去をおこなってもらうという仕事をしてきました。

毎年このような活動を行っているため、侵害品の数は徐々に減ってきていると思います。文具メーカーの皆様の地道で根気強い活動には、頭が下がります。このような活動が、日本の文具業界の発展につながっているのでしょう。

私も、陰ながら、この活動を応援していきたいと思います。

(商標部門長 T.K.

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