2025年12月7日日曜日

APAAのクアラルンプール総会に参加してきました(その1)

こんにちは。商標弁理士のMTです。

先日、マレーシア・クアラルンプールで開かれたアジア弁理士協会(APAA)の年次総会に参加してきました。いわゆる国際会議です。


会場となったコンベンションセンターからは巨大な高層建築がいくつも見えます。

国際会議で何をするのかイメージしづらい方も多いかもしれませんが、ひとことで言えば、業界関係者が世界中から集まる「お祭り」のような場です。APAAであればアジア各国の知財関係者が一堂に会し、普段はメールでやり取りしている現地代理人と対面でミーティングをしたり、海外クライアントとの新たな接点を探したりと、営業やネットワーキングの活動が活発に行われます。

APAAの会員はアジア諸国の弁理士・弁護士ですが、オブザーバーとして他地域の専門家も参加できます。参加者は実に多様です。そして「お祭り」らしく、初対面でも皆さんフレンドリー。とても居心地のよい雰囲気でした。

APAAでは毎年、開催国の文化紹介があります。今年の開幕セレモニーでは「Lion Dance(獅子舞)」が披露されました。Wikipediaによれば、獅子舞は中国起源の文化で、中国由来の獅子舞は日本、韓国、台湾、ベトナムにも見られるそうです。また、中国起源ではない獅子舞がインド、インドネシア、東アフリカにも存在するそうです。

調べてみると、今回の獅子舞のスタイルは中国南部系に近いようです。マレーシアに暮らす華人の方々が受け継いできた文化なのでしょうか。

日本のものより派手ですね。

マレーシアは多民族国家で、マレー系・中華系・インド系をはじめ、さまざまな文化が共存しています。食事も、インド料理や中華、タイ、インドネシアなど、日本でも馴染みのあるアジア料理が幅広く楽しめました。

各国の方々と話していると、旅行先としての日本の人気はやはり絶大と感じました。皆さん口をそろえて「日本は最高だ」「また行きたい」と興奮した様子で話してくれます。日本の観光産業は当分安泰ではないでしょうか。

面白かったのは、東北地方へ雪を見に行くのが好きだという方に3人も遭遇したことです。いずれもシンガポールやマレーシアの方でしたが、熱帯の国の方にとっては雪そのものが観光資源になるのですね。

なお、マレーシアは熱帯雨林気候ですが、滞在中は日中でも意外と過ごしやすく、夜はエアコンなしでも寝られるほどでした。体感では、日本の夏のほうがずっと暑いです。

この話は次回に続きます。


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