本文とは全く関係ありませんが、写真が無いのは寂しいので、まずは、近所をジョギングしたときに見つけた菜の花畑の写真を載せておきます。
さて、ブログの更新が滞っており、すみません。
ここ2週間は、所員の在宅勤務環境の整備と、それに伴う業務処理手順の変更の調整に奔走していました。やっと少し落ち着いたので、ブログを書こうと思います。
創英では、4/7の安倍首相による緊急事態宣言の後、急速に在宅勤務を進めてきました。4/17(金)の時点で、商標担当者は(管理職である私を除き)在宅勤務率100%、意匠担当者は(管理職である私を除き)2名のみが出勤しているという状況でした。事務スタッフについては、まだまだ出勤者が相当数いますが、来週以降は、在宅率が急速に高まっていくと思います。
在宅勤務環境については、自宅用のパソコンやディスプレイを所員に貸与し、セキュアな状態で事務所のシステムにアクセスして仕事ができる環境を整え、所員同士・お客様とのコミュニケーションを可能するWeb会議システム、チャットシステム、在宅時の内線電話機能などをどんどん取り入れていますので、徐々に快適になっていくでしょう。
在宅勤務環境の整備も大変でしたが、最も大変だったのは、在宅勤務者が増えることに伴う業務処理手順の変更の調整でした。基本的に多くの人が在宅勤務になると、オフィスでしかできない処理(その代表例は書類を印刷して物理的に動かすこと)を限界まで減らさなければなりません。そのために、業務処理手順を変更したのですが、関係各所からいろいろな意見が飛び出し、一筋縄ではいきませんでした。
本音を言うと、最初は、「緊急時なのだから、みんな、少しは我慢しろよ!」と内心イライラしていたのですが、いろいろな人の意見を聞いているうちに、それぞれの人が、緊急時の対応に対して真剣に考えていることがわかってきました。誤解を恐れず端的に意見をカテゴライズすると「新型コロナウイルスは、命や健康にかかわる問題なのだから、とにかくフローを簡略化してでも、スタッフの在宅勤務率を高め、スタッフの安全を守ることが最優先だ。」という意見と「もちろんそうだが、我々はプロとして、お客様の知財権を絶対に守らなければならない。そのことを忘れてはいけない。フローの簡略化はできるだけ避けるべきだ。」という意見の対立でした。言ってみれば、正義VS正義の戦いです。
こんな風に考えてみると、最終的な調整はとても大変でしたが、物事を真剣に考えている素晴らしい仲間たちと一緒に働いているなあという気持ちが沸々と湧いてきました。緊急事態が収まるまで、これからも大変なことが続くと思いますが、みんなで乗り越えていきたいと思います。
こんなことを考えていたら、SEKAI NO OWARIが歌っているDragon Nightという歌を思い出しました。
「人はそれぞれ『正義』があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない
だけど僕の『正義』がきっと彼を傷付けていたんだね」(Dragon Nightより)
この難局をみんなで乗り越えたら、
「ドラゴンナイト、ドラゴンナイト、ドラゴンナイト、
今宵、僕たちは友達のように歌うだろう
コングラッチュレイション、グラッチュレイション、グラッチュレイション、
今宵、僕たちの戦いは終わるんだ」(Dragon Nightより)
という感じで、みんなで祝杯をあげ、カラオケを歌いまくりたいですね。
(意匠商標部門長 T. K.)
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