コロナ禍前は、毎年5月に、INTAアニュアルミーティングが開催されていました。INTAアニュアルミーティングは、世界中から1万人近くの商標関係者が集まる巨大な国際会議です。創英からも、毎年、INTAアニュアルミーティングに所員を派遣し、各国の商標実務情報を収集したり、各国の商標代理人とのネットワークを構築したりしていました。
しかしながら、昨年・今年は、コロナ禍のため、リアルな場でのINTAアニュアルミーティングは中止となりました。
でも、そこで諦めないのがINTAです。
昨年は、オンラインでアニュアルミーティングが開催されました。また、今年は、複数拠点での小規模なリアルミーティングとオンラインミーティングとを組み合わせたハイブリッド開催が予定されています。
アニュアルミーティング以外にも、INTAは、活発にオンラインミーティングを開催しています。
私も、INTAから声をかけていただき、オンラインのイベントで、スピーカーをやらせてもらいました。テーマは、「使用による識別力の獲得」です。
米国、中国、オーストラリア、日本の実務家それぞれが、各国の実務について紹介し、質疑応答を受けるという形式です。
私は、まず、聴衆の気持ちを掴むために、WEB会議のバーチャル背景に富士山の空撮画像をセットしました。この画像の評判は上々でした。ある参加者からは、プレゼンの内容よりも、富士山の空撮画像の方を褒められてしまい、何とも複雑な気持ちでしたが(笑)。
それでも、何とか無事にプレゼンを終え、質疑応答もこなしました。
こんな時代なのでみんなで集まることはできませんが、たとえオンラインであっても、世界各国の同業者とワイワイ話ができたことは、とても楽しかったです。
このような機会があれば、是非また参加したいです。
(意匠商標部門長 T.K.)
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