弊所所長のブログ「東京の特許事務所 創英・所長Hのほんやら日記」に先を越されてしまいましたが(https://soeipatent.blog.jp/)、丸の内オフィスのリニューアルがほぼ完成しました!
昨年4月からのコロナ禍で、所員の働き方もかなり制約されています。その制約された働き方の中で、できるだけ効率を高める工夫をしてきました。
1つ目は、在宅勤務設備の拡充です。現在では、創英のほとんどの所員は在宅勤務設備を持ち、自宅の執務スペースから事務所の基幹システムにログインして、オフィスにいるのと同じ環境で業務をすることができるようになっています。
2つ目は、首都圏サテライトオフィスの開設です。満員の通勤電車に長時間揺られて丸の内オフィスに通うのはちょっと抵抗があるけど、自宅では仕事の集中できない、という所員のための、いわゆる「職住接近オフィス」です。丸の内から見て様々な方向に位置する三鷹、大宮、柏、千葉、横浜の5か所にサテライトオフィスを開設しました。現在、これらのオフィスには、それぞれ10~20人の所員が勤務しています。
そして、3つ目は、丸の内オフィスリニューアルです。
在宅勤務やサテライトオフィス勤務で互いに働く場所がバラバラになった所員がときどき顔を合わせてリアルなコミュニケーションをとれる場所、すなわち、普段はWEB会議システムで指導し指導されている先輩と後輩とがたまには顔を突き合わせて議論できる場所、協働している事務スタッフや情報システムスタッフと業務改善についてみんなでワイワイガヤガヤとアイデアを出せる場所、ときには業務終了後にビールやワインを片手に仕事仲間と楽しく語らえる場所、こんな場所を作りたい、というのが丸の内オフィスリニューアルの出発点です。
それが、やっと形になりましたので、ちょっと紹介します。
まずはフリーアドレス席エリアです。「Future SOEIエリア」と命名されました。
特許・意匠・商標実務を担当する担当者のうち、おおよそ70%の人たちが自席を捨て、フリーアドレス席を使います。飽きが来ないように、いろいろなタイプの席を用意しました。眠くなったり腰が痛くなったら立って仕事ができる昇降型デスクや、周りが見渡せるように周りより一段高くなっている席もあります。目の前に緑があふれ、森の中で仕事をしているようタイプの席も作りました。
集中するために、周囲が囲われている席も用意しています。
一方、「フリーアドレス席では集中できない。今まで通り、固定席で効率を上げていきたい。」という人たちのために、今までと同様の固定席エリアもちゃんと用意しています。ここは、「Traditional SOEIエリア」と命名されました。
最後は、所員同士のコミュニケーションを促進させるエリアです。「化学反応エリア」と命名されました。(はじめはこの命名に「えっ?」と思いましたが、徐々に、この名前がしっくりくるようになりました。)
みんなが集まってコミュニケーションをしやすいように、ソファーやテーブルを点在させ、しゃれたデザイナーズホテルのロビーのような空間に仕上がりました。
コーヒーを飲みながらおしゃべりできるカウンターテーブルも用意しました。(スタイリッシュな冷蔵庫も設置される予定ですが、半導体不足のために納期が遅れています。)
ミニライブラリーも用意しました。ミニライブラリーは、あえて所長席の前に設置しました。「書籍を利用するためにミニライブラリーに来た人に声をかけ、所長とのコミュニケーションを活発化する」というのが所長の狙いです。(所長との会話を避けるために、)ミニライブラリーの活用度が下がってしまわないか、ちょっと心配ですが(笑)。
遊び心で、テント型の会議室も設置しました。あたかもキャンプ場で会議しているような感じになり、よいアイデアがどんどん出るかも。
こんな形で出来上がった新しい丸の内オフィスで、どんな化学反応が生まれていくか、とても楽しみです!
(意匠商標部門長T.K.)
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