2017年4月9日日曜日

ゴルフに関する一考察🎵


とある理由により、2年前からゴルフを始めました。

昨日も、創英のメンバーと栃木のゴルフ場でゴルフをしてきました。季節柄、満開の桜の下での風情のあるゴルフとなりました。



ところで、ゴルフは商標の仕事と似ていると思っています。なぜか?

商標のお客様から相談があった時に、100%正しいという回答がある場合はむしろ少なく、利益とリスクとの観点からいろいろなシナリオがあり、その中から目的に合わせて最適のシナリオを選択しなければならなりません。例えば、Aというシナリオをとると、シナリオ通りに行った場合はお客様への利益が最大となるが、シナリオ通りに行かなかった場合のリスクは高くなる。また、Bというシナリオをとると、シナリオ通りにいった時のお客様の利益はそこそこであるが、シナリオ通りに行かなかったとしてもリスクは少なくなる。この様な状況で、お客様の状況に合わせて、適切なシナリオをお客様にアドバイスする必要があります。

ゴルフもまさにこのような判断が要求されます。ティーショットで打ったボールがあいにく林の中に入ってしまったとします。グリーンまでの距離は残り100ヤード。しかしながら、グリーン方向には何本もの木が立ちはだかっている。うまく木の間を抜ければツーオン、バーディのチャンスが待っている。一方で、グリーンとは異なる方向には、木もなく広々とした空間が広がっている。ここに打てば、次のショットは何の制約もなく打てるが、確実に一打増えてしまい、バーティのチャンスはほぼ無くなってしまう。この様な状況下で、どのような戦略をとるかは、まさに、現実のマーケットにおける商標戦略に似ています。

少々強引な関連付けかもしれませんが、ゴルフをやっていて困難な状況に直面すると、いつも、こんなことを考えます。私は、ゴルフでは、いつも、ハイリスクハイリターンのシナリオを選択し、その結果、残念ながらほぼ100%、リスクが現実化してしまいます。これを、商標の仕事にフィードバックし、仕事においては適切な判断をしたいと思っている今日この頃です。
(商標部門長T.K.)


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