2019年1月25日金曜日

企業内弁理士と事務所弁理士

新人弁理士のRHです。
今週と来週がインフルエンザのピークだそうです。
寒くて乾燥した日が続きますが、体に気を付けて乗り切りたいですね。
ちなみに、「インフルエンザ」は商標登録されていました(薬ではなく医療雑誌名のようです)。

ところで、先週より商標協会主催の実務研修会(国内編)を受講しています(全7回)。
 もちろん、創英商標部門の新人弁理士は、希望すれば参加が出来ます。
 (今年の受講生約50名中、過半数が企業知財部の方だそうです。)


先週の第1回目では、「商標法総論、調査・出願の実務」をテーマに、
大手企業の企業内弁理士の方が講師を務められました。
普段、事務所内でも先輩から教わりますが、改めて講義形式で学ぶのも新鮮ですね。






受講後、質問等できる機会があったのでお話したところ、その方が事務所弁理士に期待することとして、
・コンサルティング要素(定型業務はもちろん、相談事解決への期待)
・在外代理人との関係(クライアントの要望を正確に伝えること。単なるメッセンジャーにならないこと。)
・臨機応変(案件によっては、とにかくスピード重視で言われた通りに進めて欲しいこともある)
等を挙げられていたのがが印象に残りました。

企業の知財部の方とは、打ち合わせ等でお話することはありますが、
オープンな場でお話しする機会は個人的に珍しかったので貴重な経験となりました。

また、先日の第2回目では、「識別力」をテーマに他事務所の弁理士の方が講師を務められました。
何年にも渡って企業知財部の方に講義されていることもあり、噛み砕いた説明が非常に分かりやすかったので、
自分自身がクライアントの方と打ち合わせする時にも、そうした話し方を意識したいですね。

以上それぞれの立場の先生から、講義の内容だけでなく+αを学べた2回の講義でした。
残り5回も楽しみです。  (R.H)
 
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