ついこの前、新しい1年が始まったと思ったら、もう12月になってしまいました。ときのたつのは早いものです。
この1年は、いろいろと刺激的な仕事に恵まれ、たくさんの素敵な人との出会いもあり、自分としても少しは成長できたのではないかと思います。生まれてからすでに半世紀が過ぎましたが、来年以降もまだまだ成長していきたいと思います。
さて、今回は、ちょっと真面目に、「効率的な仕事方法」について考えみることにしました。「効率的な仕事方法」について、私が最も大切にしていることは、「まずはやり始めてみる」ということです。
例えば、お客様から、「商標についての社内セミナーを開催したいので講師をお願いします。期日は、3か月後くらいで調整しましょう」とお願いされたとします。この場合、「3か月後のセミナーであれば、2か月後くらいから準備を始めるか。1か月あれば、余裕で準備ができるな。」と考え、セミナー1か月前から準備を開始するというプランニングをする人が多いのではないでしょうか?(私も、以前はそうでした。)しかしながら、この方法では、セミナーの1か月前にちょうど仕事が忙しかったりして、着手が1週間遅れ、2週間遅れ、最終的にはセミナー1週間前になって慌てて資料を集めはじめ、直前に徹夜で何とかプレゼン資料を完成させる、という状況になりがちです。(私も、以前はそうでした。)
これに対して、私が心がけている「まずはやり始めてみる」という方法では、仕事が発生した場合に、どんなに些細なことでもよいから、すぐに仕事(セミナー資料の作成)に「着手」してしまうのです。例えば、お客様とセミナーの打ち合わせをした直後に、本屋に行ってプレゼンテーマに関係する本を購入して読み始める、事務所に戻ってプレゼン資料のタイトルページと暫定的な目次を作る、という感じです。極端に言えば、「着手」だけして、あとは放っておいても構いません。
一旦仕事に「着手」してしまうと、行きかえりの電車の中や、犬を散歩しているときなどにも、いろいろなアイデアが出てきて、仕事が自動的に進んでいきます。一方で、仕事に「着手」していないと、その仕事に関しては頭の中が空っぽなので、その仕事は何も進みません。すなわち、小さな一部分でもよいので、仕事に「着手」しておくことが、仕事を効率的に進めるコツだと思います。
つい最近、野口悠紀雄さんの「AI時代の『超』発想法」という本を読みましたが、その本にもほぼ同じことが書いてありました。
効率的に仕事を進めるために、何事も先延ばしにせず、「まずはやり始めてみる」ということを今後も励行していきたいと思います。
今回は写真が無かったので、早朝の犬散歩の途中で見えた富士山の写真を一つ載せておいきます。私の自宅は、富士山からは130㎞離れていますが、特に冬の早朝には、こんなにきれいな富士山が見えるんです。こんな日は、散歩中に良いアイデアが出てきそうです(^^)。
今回は写真が無かったので、早朝の犬散歩の途中で見えた富士山の写真を一つ載せておいきます。私の自宅は、富士山からは130㎞離れていますが、特に冬の早朝には、こんなにきれいな富士山が見えるんです。こんな日は、散歩中に良いアイデアが出てきそうです(^^)。
(意匠商標部門長 TK)
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