2019年9月28日土曜日

♪ワシントンDC出張♪


 突然ですが、国際会議に参加するためにワシントンDCに来ています。創英では、所員の国際的コミュニケーション能力を高めるべく、多くの所員(特に若手)をいろいろな国際会議に派遣しています。年間では、延べ20人以上が国際会議に参加しています。

 今回は、日本弁理士会の派遣団の一員として、AIPFIPOのアニュアルミーティングに参加しました。

 AIPF (Association of Intellectual Property Firms)は、世界中の知的財産事務所がそのメンバーとなっており、毎年1.5日間のアニュアルミーティングを開催しています。今年の開催地は、バージニア州アレキサンドリア。米国特許商標庁があるきれいな街です。





 この団体のアニュアルミーティングは、比較的小規模なため(参加者数は50人くらい)、プレゼンターと聴衆が極めて近いことが特徴です。プレゼンの途中でも、すぐにディスカッションが始まります。私も「日本の意匠法改正」についてプレゼンをしましたが、「関連意匠を出願して、『本意匠と類似しない』と審査官に言われたらどうしたらいいのか?」、「アイコンは登録できるのか?」、「複数意匠1出願では、最大いくつの意匠を1出願に含ませられるのか?」、「複数意匠を1出願で行うと費用はどれくらい安くなるのか?」など、極めて実務的な質問がどんどん出てきました。スリリングですが、とても楽しいディスカッションになりました。




 IPO (Intellectual Property Owners Association)は、米国の知的財産権者の団体であり、こちらも毎年3日間のアニュアルミーティングを開催しています。今年の開催地は、ワシントンDCです

 IPOでは、日本弁理士会のブースをオープンし、日本の特許法改正、意匠法改正について紹介しました。日本弁理士会の公認キャラクターである「はっぴょん」も登場し、とても賑やかなブースになりました。





 また、IPOアニュアルミーティングでは、自然史博物館を借り切ってのレセプションパーティにも参加しました。巨大なマンモスやクジラの展示物の周りでのパーティは、さながらナイトミュージアムみたいな感じで素晴らしかったです。博物館を借り切ってパーティをしてしまうアメリカの文化にも感動しました。




 IPOアニュアルミーティングの最終日には、地元の知財団体との夕食会兼意見交換会で、ブラジリアンBBQに舌鼓を打ちつつ、現地の知財弁護士達との交流を図りました。






 とても密度の濃い国際交流でした。

(意匠商標部門長TK

にほんブログ村
弁理士ランキング
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿